弊社は、Hamee株式会社様のブランド「salisty」のInstagramアカウントの運用代行のご支援をさせていただいております。
今回はHamee株式会社の森真由さんに、従来の課題や弊社に運用代行を依頼した背景、弊社サービスのご感想や今後の展望をお伺いしてきました。
目次
目次
・ やりたいイメージはあったが、リソースが足りなかった
・ 決め手は、「SNSを当たり前に利用している世代」が運用していること
・ Instagramからの流入が60%越えに
・ Instagramマーケティング、迷うなら「やるべき」
・やりたいイメージはあったが、リソースが足りなかった
株式会社FinT 石本亮(以下、石本): まずはsalistyのブランド概要からお伺いしてよろしいでしょうか。
Hamee株式会社 森真由(以下、森): iFaceなど、様々なスマホアクセサリーを展開しているHameeが2018年の春から始めたスマホアクセサリーブランドです。さりげない上品さや、美しい所作を引き出すようなデザインにこだわっています。また、Hameeのウェブストアだけでなく、ロフトなど全国の雑貨店でも展開しています。
石本: ありがとうございます。今回弊社にご依頼をいただく前の段階のお話をお伺いしたいのですが、当時、主にSNSを使ったマーケティングにおいて、問題点や課題はどのようなものがありましたか?

Hamee株式会社 森真由様
森: salistyは立ち上げから2年も経ってないブランドで、iFaceと違ってまだ知名度も低く、毎日違うものを紹介できるほど商品数もなかったので、salistyの商品だけをInstagramにアップしていく運用が難しい状況でした。最初は商品だけをInstagram上にアップしていたのですが、思ったように伸びないし、見てても面白い投稿ができないなと感じていました。
そこで、salistyの世界観に共感してくれるフォロワーを増やす必要があると当時考えておりました。しかし、他にもiFaceやHamee staffというアカウントを私一人で運用していたので、やりたいことは頭の中にありましたが、salistyのアカウント運用を行うまでのリソースが足りない状況でした。
石本: salistyの世界観に共感してくれるフォロワーを増やす必要は感じていたのですね。
森: はい。しかし、不特定多数のユーザーさんに声をかけたり、キャプション文を書くなどの作業を全部ひとりでやるのは無理だなと思って、それでできてなかったですね。
・決め手は「SNSを当たり前に利用している世代」が運用していること

株式会社FinT 石本亮
石本: ありがとうございます。弊社に運用代行を依頼するにあたって、他社と比較しながら検討していただいたみたいですね。
森: そうですね。私が運用を任せてもらえたのが2019年の1月くらいからなのですが、それ以前は他のSNS運用代行会社様へ依頼をしていて、インフルエンサーに商品を紹介してもらう形を取っていました。内容は、salistyの商品をインフルエンサーにお渡ししていわゆるニコパチがメインでした。(モデルが「ニコッ」と笑った所を「パチ」と撮った写真の事)
そういった投稿をインフルエンサーに依頼しリポストするみたいなことをやっていたんですけど、あまり成果はでませんでした。
石本: そうでしたか。それでは、弊社に依頼した決め手はどこでしたか?
森: もともとSucle(株式会社FinTが運用している若年女性向けアカウント)を知ってて、信頼感がベースとしてありました。いわゆるSNSを分かっている、中高の時からずっとスマホがあって当たり前のようにInstagramをやってきた世代が中心となっている会社に依頼した方が絶対に良い運用になる気がしていたので、若い世代が中心のFinTさんにお願いしました。
・Instagramからの流入が60%越えに
石本: ありがとうございます。実際に運用をさせていただいて、リソースの問題はある程度解決できたと思うのですが、他に運用をご依頼いただきよかった点はありましたか?

森: そこでいうと、FinTさんの圧倒的「わかってる感」です。トレンドをしっかりと抑えていてくれているので、安心して任せられます。数値面でも、依頼してから今月で半年ですが、フォロワーもとても増えています。いい時には2、3日で1000人増えたりもしているので今後の伸びも期待しています。
また、元々Instagramを運用する上でKPIの一つに置いていたのが、プロフィール欄のリンクからの流入を上げることだったのですが、それもすごく伸びています。もちろんSEO対策によるGoogleからの流入もありますが、Instagramからの流入もすごくて、2月はInstagramだけで全体の60%を超えていたので、最初立てていた目的も達成できていてよかったです。
石本: salistyさんのアカウントは弊社が運用しているアカウントでも特に成果が出ていて、弊社としても大変嬉しく思います。
森: 他にも、私の中ではすごく大きいのですが、コミュニケーションをチャットベースで気軽にとれるのがとても楽です。ビジネスメールを打たなくていいのは本当に良いです。簡潔に伝えたいことだけをお互い言えるので、無駄がありません。
石本: カジュアルに連絡をいただけているのでスピーディーに物事が進むため、弊社としても本当に助かっています。
続いての質問ですが、実績に運用していただいてから、御社内で、Instagramに対しての印象の変化はありましたか?
森: そうですね、元々一人で運用していた「Hamee staff」というアカウントが、Hameeの中で初めてうまくいって、その時に「やっぱりInstagramやるべきなんだ!」っていう漠然とした空気感が社内にありました。でも、ただブランドの世界観に共感してもらえるような、メディアとしての運用っていうのはsalistyが初めてだったので、salistyが成功した時は、社内でもみんなすごい!ってなりましたね。その後、salistyのこういうメディアでの成功例を見て、すぐに社内で同じやり方でインスタアカウントが二つ立ち上がりました。salistyのアカウントは社内にポジティブな影響を与えてくれています。

石本: 良い印象にシフトしたようで良かったです。
話が少し変わるのですが、Hameeさんの印象として、キャンペーンや追加の施策を、積極的にご提案してくださるなど、弊社に対する協力体制があり、大変助かっております。そういう意味で弊社との関わり方はどのようにお考えですか?
森: そこでいうと、「運用を完全に任せる」という考え方は社内で誰も持っていないですね。そうではなく、「一緒にやっていく!」っていう考え方が強いですね。
自分たちがやりたい軸があって、その軸をもとに助けてもらっているところがあるので、こっちで軸がある分、ずれそうになったら訂正させてもらいます。それはsalistyらしさをちゃんと維持したいからこそですね。日々提案してくださる投稿内容に対して『それはsalistyっぽくないのでNGで!』『もっとこういう感じで!』と細かく指示させていただいてしまうのは毎回申し訳ないなと思いつつも、今後もそのあたりはしっかりコミュニケーションを取らせていただきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いします(笑)
石本: はい!弊社の運用チームも、やっぱり数値が伸びてきていないときだと、「とにかく伸ばさなきゃ」という気持ちが大きくなって、軸がぶれそうな時があります。それに対してご指摘していただけるので助かります。
森: 軸がずれてきちゃうと、Instagramやっている目的がズレちゃいますからね。軸をずらさないようにっていう意識を社内で持っています。
石本: そうですね。それでは今後についてですが、1万人を超えたというのもあって、Instagramをさらにこう活用していきたいっていうのはありますか?
森: ストーリーをうまく活用してsalistyのサイトへの流入を増やしていきたいです。それとInstagram経由の売り上げをKPIの指標の一つにしていきたいですね。本当に売り上げも伸びてきていて、12月の売り上げに比べて、2月はその十倍に増えました。売り上げにもしっかりと繋がってきています。
石本: そこでいうと、アプリ内決済機能の搭載などショッピング機能が強化される可能性もあるので、将来的にその辺もうまく使っていきたいですね。
・Instagramマーケティング、迷うなら「やるべき」
石本: 他の企業さん向けに、本格的にSNSマーケティングを始めようか悩んでいるフェーズの企業さんに向けて、なにかお伝えできることがあれば教えていただきたいです。
森: 迷ってるくらいだったらやった方がいいです。その上で、お金をかけてダメだったねってならないように、ちゃんと実績出したり、数値を出していくためには、中高生の頃から当たり前にSNSを使っていて、SNSと共に青春を過ごしてきた、そういう世代に運用依頼するのが間違いないかなと思っています。リアルな視点を持っている分感度の高い運用をしてくださいますし、私たちクライアント側の意向も汲んだ運用をしてくださる点も安心してお任せできるポイントです。そういう意味でも10代、20代が中心となってやっているFinTさんに任せるのが間違いないかなと思います。
石本: ありがとうございます。最後の質問で、ここまでにだいぶ含まれてるとは思うのですが、弊社のご感想をお伺いしたいです。
森: 一言で言うと、最高です!(笑) FinTさんよりも質が良い会社は今までもこれからも無いんじゃないかなとおもっています。これからもお世話になります。
石本: 嬉しいお言葉をありがとうございます。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
今後も引き続きお手伝いして参ります!
インタビュー:株式会社FinT
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