Instagramにリンク(URL)を貼るには?プロフィールとストーリーズへの掲載方法を解説

「Instagramの投稿にURLを貼ったのに、リンクとして機能しない…」という経験をもつ方は多いのではないでしょうか。

結論からいうと、通常投稿にリンク機能のあるURLを貼ることはできません。しかし、それに代わる方法はあります。

そこで本記事では、Instagramでリンク機能のあるURLを貼る方法を、事例を交えながら紹介します。

自社HPやブログ、ECサイトなどにユーザーを誘導したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

Instagramの通常投稿にURLを貼ってもリンクにはならない

冒頭にも書いた通り、Instagramの通常投稿にURLを貼っても、文字列が並ぶだけでリンクとして機能はしません。

これはURLの貼り方が間違っているのではなく、そもそもInstagramがそのような仕様にしているからです。おそらく悪質なサイトへの誘導や、被害拡大を避けるための処置だと思われます。

とはいえ、投稿内容にそのまま文字列のURLを並べても、わざわざURLをコピーして検索するユーザーはごくわずかです。決して無駄ではありませんが、あまり大きな効果は期待できません。

そこで、URLを貼るには次に紹介する方法を試すのがオススメです。

 

Instagramにリンク機能のあるURLを載せる方法2つ

リンク機能を持つURLをInstgramに載せるには、大きく2つの方法があります。

  1. プロフィール画面にURLを載せる
  2. ストーリーズにURLを載せる

一つ一つ詳しく見ていきましょう。

※リンク付きの広告画像や動画を表示させる「インフィード広告」は、有料のため本記事では省略します。

 

1. プロフィール画面にURLを載せる

Instagramアカウントのプロフィールには、URLを一つだけ載せることができます。

 

さっそく以下の手順で、URLを設定してみましょう。

  1. プロフィール画面に移動し、「プロフィールを編集」をタップ
  2. 「ウェブサイト」という項目に、リンクを入力
  3. 「完了」をタップ

プロフィール画面にURLが表示されていたら、設定は無事完了です。

 

もしも複数のURLを貼りたい場合は、リンク先でURLを一覧表示できるプロフィール作成サービスを使うと便利です。「linktree」や「POMU.ME」、「HTML名刺」などが有名で、基本的にすべて無料で利用できます。

 

とはいえ、プロフィール画面にURLを載せただけでは、ユーザーに気づかれずに離脱されるおそれがあります。それを避けるために、プロフィール画面までユーザーを誘導させる工夫をこらしましょう。

 

主な方法としては、

  • 「商品詳細はプロフィールのリンクをチェック!」という文言をキャプションに入れる
  • 「@sucle_ 」のようにユーザーネームを入れる(タップでプロフィール画面に移動可)

などが挙げられます。

 

2. ストーリーズにURLを載せる

Instagramには、24時間で投稿内容が消える「ストーリーズ機能」があります。

 

ストーリーズ機能を使えば、各投稿ごとに最適なリンクを設定可能です。投稿を上にスワイプするだけでリンク先に移動できるので、プロフィール画面を経由する必要もありません。

 

ただし、ストーリーズ機能を使うのは誰でもできますが、リンクを添えて投稿するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • Instagramから認証バッチを取得している
  • アカウントのフォロワーが1万人以上いる

つまり、ある程度人気があって社会的信用の高いアカウントでなければ、ストーリーズ機能でリンクを貼ることはできません。そのためInstagramをはじめて間もない場合は、まずは上記の条件を目指してアカウントを育てていくのがオススメです。

※認証バッチについて詳しく知りたい方は、Instagram公式ページを参考にしてください。

 

すでに条件をクリアしているアカウントであれば、以下の手順でストーリーズにリンクを掲載できます。

  1. ストーリーズ画面に移動し、投稿する写真・動画を用意
  2. 画面上にある「リンク」のアイコンをタップ
  3. 「リンクを追加」という項目に、リンクを入力
  4. 「完了」をタップ

 

お気に入りのものや残しておきたいストーリーズは、プロフィール画面に保存可能です(ハイライト機能)。24時間という制限を超えて、より多くのユーザーにアピールやリンク誘導できる機会なので、ぜひ利用してみてください。

 

ユーザーをリンク誘導しているアカウントの事例紹介

他のアカウントは、どのようにしてユーザーをリンク誘導しているのでしょうか。事例を交えて紹介します。

 

北欧、暮らしの道具店

プロフィール画面には、「Instagram登場アイテム一覧(当店webサイト)」という紹介文を添えて、自社ECサイトのリンクを載せています。

 

各投稿のキャプションには、「▶お買いものは写真内のタグをタップ! またはプロフィールのリンクからどうぞ→@hokuoh_kurashi」というテキストを入れており、ユーザーをスムーズに案内できるよう、導線を綺麗に整備しています。

 

北欧、暮らしの道具店(Instagramアカウント)

 

ロフト

インテリアや文房具、化粧品などの生活雑貨を扱うロフトは、ストーリーズの投稿内容をハイライト機能で分かりやすくまとめています。

 

「Stationery」「Lifestyle」「Beauty」の3つを基本に、ベストアイテムのカテゴリも加え、ユーザーは興味のあるアイテムをすぐに見つけることが可能です。

 

短い動画でアイテムを使う様子も積極的に発信しており、ユーザーの購買意欲をかきたててリンク先に誘導する工夫も見えます。

 

※参考:ロフト(Instagramアカウント)

 

 

まとめ

InstagramはほかのSNSと違い、通常投稿にリンク機能のついたURLを貼ることはできません。しかし、それに代わる方法は大きく2つあります。

  1. プロフィール画面にURLを載せる
  2. ストーリーズにURLを載せる

 

ストーリーズは各投稿にリンクを設定できる反面、アカウントが十分に育たないと利用できない制限があります。そのためまずはプロフィール画面にURLを掲載し、ユーザーをプロフィール画面に誘導できるよう、投稿内容を工夫するところからはじめてみましょう。

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